2008年10月3日金曜日

TRIAL JOURNAL

四半世紀ほど前の事であやふやな記憶です。
TLM50でトライアルを始めてから半年あまり経った頃だと思います。当時読んでいたRIDING SPORTの情報コーナーに、トライアル専門誌が出来るとの記事が載ってました。
発行はなんと京都書院。「え、何で!」と思ったのが最初の印象です。京都書院と言えば美術書が専門の本屋さん。汗臭いトライアルとは全く結びつきませんでした。
「ま、モノクロのミニコミ誌だろう」と思いながらも、トライアル専門誌と言う事で楽しみに待ってました。
1~2ヶ月経った頃でしょうか、同じ頃にトライアルを始めたAくんが「出てた!」とTRIAL JOUNALを持って現れました。

「おーっ!」


びっくりしました!
ローカルなミニコミ誌では無く、カラー写真を使った全国版のトライアル専門誌でした。
それまでの雑誌は、トライアルの記事と言えば僅か2~3ページしかなく、当然ほんの僅かな情報しかありませんでした。
それがいきなり山本昌也選手の世界選手権スポット参戦レポートです。さらに全日本もイーハトーブも載ってます。
マイナーなトライアルにこんな立派な雑誌が出来たのか、それも京都から発信するとは凄い人が居るものだと、嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。

企画/発行したのは、当時京都書院の社員?宮田光幸氏。
聞くところによると、腰のリハビリの為にトライアルを始められたようです。
私が初めてお見かけしたのは、雑誌を発行されてから半年くらい経った頃の草トライアルでした。すでにノービスクラス(現国内B級)での上位入賞が当たり前の実力で、ビギナークラスに初めて出場した私は、少し離れた所から羨望の眼差しで見ていたものです。当然、恐れ多くて声など掛けられませんでした。
後年、知り合いのバイク屋さんで飲む事が有ったんですが、やはりトライアルの先輩であり専門雑誌の編集長、どうしても緊張しました。

早いもので、TRIAL JOURNAL創刊から24年。雑誌名がストレートオンに変わってからも11年経ちました。
始まりが有れば終わりが有るもの、今回、ストレートオンの編集長と発行人を退かれると知り、寂しくもあり残念でもあります。が、これで終わりにされる方では無いと思います。
5年後になるのか10年後になるのかは分かりませんが、何らかのかたちで復帰されるはず・・・
ひと先ずここは、TRIAL JOURNALの創刊と24年間の雑誌発行、有難うございました。とだけ、申しておきたいと思います。

出版不況と言われる昨今、バトンを受け取ったでぃ~さんは大変だと思いますが、某バイク屋でグリップゴムを付けながら(それもペイントスプレーで)「TRIAL JOURNALに応募しょうかなと思ってます」と言った時から、バトンを受け取る事が決まってたように思います。
でぃ~さん。引き受けてくれて有難う。これからもヨロピク。ぐぁんばってね。

さぁ、みんなでストレートオンを力いっぱい読みまくろう!
お申し込みはこちらまで。


2 件のコメント:

nananeco769 さんのコメント...

2008/10/3  21:40
私は本屋さんでトライアルの雑誌捜した事ありますが見た事が有りませんでした・・・貴重な雑誌ですね!
この次はburatto28go様がバトンを受け取ってください!

http://blogs.yahoo.co.jp/nananeco769

buratto28go さんのコメント...

2008/10/4  8:55
私がバトンを受け取ったら、1号も発行できずに詐欺師ーっ!金返せーっ!死ねばいいのにーっ!と非難ゴウゴウとなる事でしょう。
TRIAL JOURNALは普通に書店に並んでたんですが、ストレートオンは定期購読のみになってますので、なかなか見る機会はないかもしれませんねぇ。
発行部数や費用などの面で、普通の流通ルートにのせるのには無理が有るようです。