2008年5月31日土曜日

ステムの雨対策

どうしてもステム部分が気になります。
スペインの気候や環境では、「Oリングで泥や埃の進入を止めている。問題無い構造だ!」となるのでしょうが、多湿の国日本なのに、ガレージを持てない貧乏人の私は、当然の如くバイクは年中雨ざらし、どうしても水の浸入が気になります。


折角ベアリングを新品にしたのに、どう見ても、雨水がスレットナットをつたわって中に入りそうです。
ホンダ車の様に、傘をささなければ・・・


100円ショップでマグカップでも捜そうかと思ってたんですが・・・
何かに使えるかも知れないと、残してあったメーター?ケース。良さげな穴も開いてるので、これに決定。


金切りバサミでカットして、切り口を100円ショップのダイヤモンドヤスリで整えれば出来上がりです。
このダイヤモンドヤスリは重宝してます。タングステンのポイントもこれでバッチリです。


これで、雨の滴も中には入らず、下に落ちる事でしょー。

作業時間30分。画像を取り込んで、ブログを書いている方が時間がかかったのねー!
ほんじゃね~。


2008年5月24日土曜日

正しいサンポールの使い方?

最近お騒がせのサンポール。正しく使えばトイレも綺麗。ボルトもナットも綺麗。
と言う事で、コツコツとGASGASの錆びたボルト類をメッキしてみました。


左下の大きいボルトは市販品です。流石に綺麗です。

メッキの材料は、NSR50キャブのスロットルバルブ。(亜鉛?)
作業は簡単ですが、綺麗には仕上がりませんねぇ。
問題は対象物が錆びてるので、錆びの部分にはメッキ出来ないこと。また、電気は近くて流れやすい所に流れるので、均一にメッキ出来ないことです。
対策は、出来る限り錆びを落とす。必死で落とす。泣きながら落とす。メッキをしては真鍮ブラシで擦り、またメッキする。この時対象物の向きを変える。と言うものでした。
最後に、必死に真鍮ブラシで磨けば出来上がり?どえす。
ま、少しは錆び止めになる事でしょう。
見た目も少しは綺麗だし、良しと言う事で・・・ね。

しかーし、こんな事をするよりも、ボルトは買った方が安い!のねー。


2008年5月10日土曜日

6Vウインカーリレーを修理する

どう言う訳か、放置された中古リレーは点滅しなくなる事が多いように思います。


6Vリレーが5個有りましたので修理したいと思います。って、4個しか写ってませんが・・・
右端の1個だけNIPPONDENSO製、他の4個はMITSUBA製です。


今回、プラスチックケースに入った四角いタイプは大丈夫でした。このタイプが点滅しなくなるのは、右側の黒い電解コンデンサーの寿命だと思われます。
丸いアルミケースに入ってるタイプは、3個とも点灯はするものの点滅はせず、コンとショックを与えると1回だけ点滅する状態です。


1箇所樹脂を削り、マイナスドライバーが入れば、後はアルミですので簡単に外せます。しかし、こう言う作業は、うっかりマイナスドライバーで指を突き、血だらけになる事がよくあります。ズキズキと痛いんですよねー。
今回は血だらけの画像をアップする訳にもいかず、細心の注意を払いつつ作業しました。(笑)


えっ!これで良いの?と、びっくりする位シンプルな中身です。
薄い金属板に、薄くて細い金属板をスポット溶接?してあるだけです。下の真鍮色した丸い部分が接点です。


上から見ると微妙に湾曲してます。この湾曲が重要で、電気を流すと薄板がぺコンと動きます。
バイメタルのような物でできてるんでしょう。素晴らしいアイデアです。
ところが、このシンプルさゆえに、微妙な湾曲と接点の位置が変化する事で、点滅したりしなかったりするようです。
何度も何度も湾曲や接点の位置を微妙に変えて、電気を流す事数十回。何とか点滅するようになりました。


時間かかった~。
面白いけど大変です。本当に微妙。
1個は弄りすぎてスポット溶接が外れ、オシャカにしてしまいました。結局修理出来たのは2個です。
使う予定の無い6Vリレーですが、雨の日の暇つぶしと言う事で大目に見て下さい。
では、オッパッピー!(古っ!)


2008年5月4日日曜日

ちょっと買い物に・・・

ホームセンターに出かけたのですが・・・

何となく、天ヶ瀬ダムから宇治川沿いを宇治田原へ。
さらに犬打峠を越えたら和束町。いつもの「道の駅」で弁当購入。ちょうど昼時、めっちゃ混んでました。
さあ、景色の良い所で食べましょう。
と言っても、何とかの一つ覚え。山城横断林道を走って童仙房。三番、四番を過ぎ五番の小学校前を直進。野殿で三国林道を三重方面へ行くと、県境の展望台に到着です。


「道の駅」から30分ほど走ったのですが、温めて貰った生姜焼き弁当は、まだほのかに温かかった。
でもぅぅ、味はペケでした。外で食べると大概のものは美味しいんですがねぇ。

我が国の埃、じゃなかった、誇りである、頭の良いお役人と立派な政治家のたゆまぬ努力により、全ての素材が値上がりした中では、これが精一杯のコンビニ弁当なのでしょう。


山は萌黄色に染まり、美しい季節です。
こう言う時は「もえ~」と言ったら良いのでしょうか? 物凄く恥ずかしいんですが・・・

しっかし此処は三重との県境。
遠いなぁ・・・何処に有るのかホームセンター。


2008年5月3日土曜日

ベアリング

五条七本松まで、出かけること3度!やっとベアリングを手に入れることが出来ました。
聞けば、ほとんど店を開けてないとの事。売れないんだそうです。
最近の修理はアッセンブリィ交換で、分解してまで、圧入されてるベアリング交換する事は無くなってきてるようです。
また、わざわざ出かけなくても、ネットで発注すれば翌日には届きますので、街のベアリング屋さんには辛い時代です。


30203 テーパーローラーベアリング。価格は1個1,250円。2個必要ですので2,500円でした。
MonotaROだったら1個707円。送料を入れても2個で1,729円。
どうにも、勝ち目が有りませんね。


ドリャーッ!と交換しました。

右端の残骸をご覧下さい。
私はベアリング抜きを持ってませんので、ベアリングを外すには、叩くか潰すかの選択肢しかありません。
先ずはタガネで叩くが、欠けるだけで外れる気配無し。ならばと、リューターで切り込みを入れて叩くと、おっ!動いた!
キター!潰す技術が向上したーっ!オレって成長してるーっ!って、喜ぶべき事・・・かなぁ?

と、上下のステムベアリングにOリングが入るんですが、下側のOリングをどうしようか悩んでます。
ホンダのようにスレッドナットに傘が付いてて、雨が入り難い構造になってれば良いのですが、外車はナットの機能だけで、水の浸入はOリングで止めてます。
ですので、上側のオーリングがへタると雨水が入りやすくなり、下側にオーリングが有る事で水が抜け難くて水溜りが出来、結果、下側のベアリングが錆びる事になります。このGASGASも、下側のベアリングがガタガタになってました。
上側だけ新品にして、下側はヘタったOリングにしようかな・・・?